StreamRoveスタジオの使い方
配信の作成、チャンネルの連携、ゲストの招待、オープニングの追加、必要に応じた録画、配信開始までを短く紹介します。(動画は英語です)
ブラウザで制作する理由
ゲストはリンクから参加
リンクを送ります。ゲストはそのリンクを開き、参加画面でカメラとマイクを選び、自分のプレビューを確認して、名前を入力すれば入室できます。アカウントもアプリも、手順を案内するための会議ソフトも不要です。
パソコンの負担が軽い
視聴者が見る映像は、ブラウザではなくStreamRoveのサーバーで組み立てます。パソコンが送るのは、カメラとマイクの映像と音声です。プラットフォームを追加しても、回線の負担は増えません。
インストールもアップデートも不要
バックアップするシーンコレクションも、アップデートで動かなくなるプラグインもありません。シーンは配信と一緒に保存されるので、別のパソコンでスタジオを開いても、そのまま残っています。
ほかの機能もいつもどおり使える
スタジオの配信も、ほかの配信と変わりません。追加したすべての配信先に届き、有料プランなら録画でき、共有ページと埋め込みプレーヤーも同じように使えます。
スタジオにそろう機能
シーンとレイアウト
レイアウトは12種類です。「ソロ」「横並び」「ギャラリー」(最大4人)「ピクチャーインピクチャー」「画面共有」「クリップ+ホスト」「2人+メディア」「ニュース」「メディア全画面」と、縦型が3種類あります。シーンは最大24個まで保存でき、カットか短いフェードで切り替えられます。
名前テロップとグラフィック
入力した名前とタイトルが、全員の名前テロップになります。表示位置は5つから選べます。動かしたりサイズを変えたりできるバナーのほか、ワンクリックで出せるオーバーレイもあります:「ようこそ」「Q&A」「速報」「高評価とチャンネル登録」「すぐ戻ります」「カスタムテキスト」。Guardianプランでは、自分のロゴも表示できます。
画面共有
ホストもゲストも、画面全体、ウィンドウ、タブのいずれかを1080p、30 fpsで共有できます。「画面共有」レイアウトでは、発表者の顔が隅に映り続けます。共有した画面で送られるのは映像のみで、パソコンの音は含まれません。
配信で使う動画とクリップ
パソコンの動画や画像、またはストレージの動画を流せます。過去の配信から切り抜いたクリップも使えます。メディアの音はそのまま配信に乗り、ループ再生もできます。
ゲストとの非公開チャット
スタジオのチャットは、自分とゲストの間だけで使えます。進行の合図や段取りの変更を伝えるためのものです。YouTubeやTwitchなどの視聴者コメントは各プラットフォームに残り、スタジオにも配信にも表示されません。
オープニング・休憩・エンディングのカード
オープニングは「配信を開始」を押した瞬間に、エンディングは「配信を終了」を押したあとに再生されます。長さはどちらも3〜60秒です。休憩カードは、休憩中に画面いっぱいに表示されてカウントダウンし、終わると休憩前のシーンに戻ります。
スタジオと、OBSでキャプチャしたビデオ通話の違い
インタビュー配信では、ビデオ通話を開いて、そのウィンドウをOBSでキャプチャするやり方がよく使われています。この方法でも問題なく配信できます。ゲストがスタジオに直接入ると何が変わるのか、見てみましょう。
| StreamRove | OBSでキャプチャしたビデオ通話 | |
|---|---|---|
| ゲストに必要なもの | ✓ リンクとブラウザ | 通話アプリ |
| ゲストごとの映像 | ✓ 本人のカメラ映像をレイアウトに沿って配置 | 通話ウィンドウのキャプチャ(手作業で切り抜き) |
| 画面上の名前 | ✓ ゲストが入力した名前から表示 | OBSでゲストごとに作るテキストソース |
| パソコンの負荷 | ✓ 送るのは自分のカメラとマイク。配信画面はStreamRoveのサーバーで組み立て | 通話、OBS、エンコードの同時処理 |
| 複数のプラットフォームへの配信 | ✓ 配信に追加したすべての配信先 | 1つのプラットフォームのみ、または追加するプラットフォームごとにアップロードが1本増える |
| キャプチャボードと複雑なシーン | — ブラウザがカメラとして認識する機器。レイアウトは12種類 | ✓ OBSでキャプチャできるものすべて |
| 誰にも見せないリハーサル | ✓ 非公開テストを開始(最大5分) | ローカル録画、または誰にも知らせない配信 |
スタジオで初めてのライブ配信をする方法
ゲストが来る前に済ませておきましょう。ChromeまたはEdgeを使うと、すべてのエフェクトが使えます。
- 1
スタジオ用の配信を作成
「新しい配信」を押して、「StreamRoveスタジオ」を選びます。サーバーURLやストリームキーをコピーする必要はありません。配信はスタジオが直接送信します。
- 2
配信先を追加
「配信先」タブを開き、この配信で使うプラットフォームを追加します。YouTube、Twitch、Kickはワンクリックで連携できます。ほかのプラットフォームは、発行されたサーバーURLとストリームキーを貼り付けます。テストが終わるまで、配信先はオフのままにします。
- 3
- 4
ゲストを招待
「招待」を押して、リンクを送ります。ゲストにも同じ参加画面が表示されます。参加できるゲストの数はプランで決まります。画面に同時に映せるのは、自分を含めて最大4人です。
- 5
シーンを組み立てる
ステージの下でレイアウトを選び、必要になる配置をシーンとして保存します。たとえば、冒頭は「ソロ」、インタビューは「横並び」、デモは「画面共有」です。準備が整っていないシーンには、理由が表示されます:「ゲストが必要」「画面共有が必要」「クリップが必要」。
- 6
非公開テストを実行
すべての配信先をオフにして、「非公開テストを開始」を押します。StreamRoveだけに最大5分間配信し、視聴者が見る映像が約10〜20秒遅れてモニターに映ります。
- 7
録画を待機状態にする
有料プランでは、配信を開始する前に録画ボタンを押します。ボタンの表示が「録画待機中」に変わります。録画は配信の開始と同時に始まり、MP4ファイルとしてストレージに保存されます。
- 8
配信を開始
配信先をオンにして、「配信を開始」を押します。オープニングを作っていれば先に再生され、続いて最初のシーンが映ります。話の流れに合わせて、シーンをカットで切り替えます。「配信を終了」を押すと、エンディングがあればそれが流れ、すべてのプラットフォームで配信が終わります。
スタジオの送信内容:実際の設定値
スタジオ自身の出力設定にもとづく値です。プランで決まる項目は、その行に記載しています。
| 項目 | 設定値 | 補足 |
|---|---|---|
| 画面 | 1920 × 1080、30 fps(「出力」が9:16のときは1080 × 1920) | 向きは配信を開始する前に選びます。配信中は変更できません。 |
| 映像 | H.264、最大6,000 kbps、キーフレームは2秒ごと | Twitchの上限6,000 kbpsと、Metaの1080p30向けの範囲3,000〜6,000 kbpsに収まっています。 |
| 音声 | AAC・128 kbps・44.1 kHz | 全員のマイクの音に、再生したメディアの音が加わります。 |
| 画面に映る人数 | 最大4人(ホストを含む) | スタジオに参加できるゲストの数はプランで決まります(料金)。 |
| シーン | 最大24個。カットまたはフェードで切り替え | フェードは約0.25秒のディゾルブです。 |
| 画面共有 | 1080p、30 fps(映像のみ) | デモに音が必要な場合は、代わりに動画として再生してください。 |
| オープニングとエンディングのカード | 各3〜60秒 | カウントダウンの表示は任意です。エンディングは「配信を終了」を押したあとに流れます。 |
| ライブ字幕(ベータ版) | ホストのマイク、15言語の音声を認識、ChromeまたはEdgeのみ対応 | 字幕は映像に焼き込まれます。任意で、14言語に翻訳した行も加えられます(ベータ版。料金を参照)。字幕ファイルは出力されません。 |
| 個別録画(ベータ版) | 1人につきMP4を1本。最大4人、1080p、30 fps | すべてのトラックが録画時間を消費します。対象のプランは料金で確認できます。 |
| 非公開テスト | 最大5分。配信先はStreamRoveのみ | 先にすべての配信先をオフにする必要があります。 |
16:9の配信で9:16のレイアウトを使うと、左右に黒帯が入ります。その前にスタジオが警告を表示します。本格的に縦型で配信するなら、先に「出力」を9:16に切り替えてください。
スタジオ配信が上手なホストの進め方
リンクは前日に送る
ゲストにはリンクを前日に送って、一度開いてもらいます。カメラがZoom、OBS、Meetなどほかのアプリに使われている、パソコンのプライバシー設定でブロックされている、カメラが見つからない。参加画面は、こうした問題をすぐに知らせてくれます。前日の夜のうちに直しておけば、本番2分前に視聴者を待たせながら直すより、ずっと落ち着いて対処できます。
シーンは配信前にすべて作っておく
配信に必要なシーンは、始まる前に作っておきます。冒頭、インタビュー、デモ、締めのあいさつ用のシーンです。ゲストや画面共有、クリップをまだ待っているシーンも、空の枠を残したまま、足りないものを表示します。切り替える前に、映る画面を確認できます。本番での切り替えはボタンを1回押すだけで、視聴者の前でタイルを並べ替える必要はありません。
デモの音を事前に考えておく
共有した画面は、パソコンの音なしで配信されます。デモに音がある場合は、その動画をアップロードして、メディアとして再生します。メディアの音は配信に乗ります。スライドを見せるときは、画面全体ではなくウィンドウを共有してください。ほかのアプリのポップアップは配信に映りません。スライドの説明は、自分のマイクで話します。
視聴者チャットは別の画面に出しておく
視聴者のコメントがスタジオに届くことはありません。YouTubeとTwitchのチャットは、2台目の画面かスマホで開いておきます。共同ホストにスタジオのチャットで質問を伝えてもらう方法もあります。コメントを映像に載せなければ、Twitchへ配信する場合もTwitchの同時配信に関するガイドラインの範囲内に収まります。このガイドラインは、Twitchの配信に統合チャットを表示することを禁じています。
よくある質問
ゲストにアカウントやアプリは必要ですか?
いいえ。ゲストはリンクを開き、カメラとマイクを許可して、名前を入力すれば参加できます。ゲストに、ホストのアカウントや配信先、ほかの配信が見えることはありません。
どのブラウザを使えばよいですか?
パソコンで最新版のブラウザを使います。ホストはChromeまたはEdgeを使ってください。背景エフェクトとライブ字幕は、この2つのブラウザでしか使えません。ゲストも、背景をぼかしたり置き換えたりするにはChromeまたはEdgeが必要です。
画面に映せるのは何人までですか?
ホストを含めて、同時に最大4人です。スタジオに入れるゲストの数はプランで決まり、画面に映る人数はレイアウトで決まります。「ギャラリー」は最大4人、「横並び」は2人、「ソロ」は1人です。プランごとのゲスト数は、料金ページで確認できます。
配信を録画できますか?
はい、有料プランで録画できます。録画ボタンは、配信前でも配信中でも押せます。配信を開始する前は「録画待機中」と表示されます。録画はStreamRove側で作られ、MP4ファイルとしてストレージに保存されます。個別録画(ISO)を使うと、1人につき1ファイルで録画することもできます(ベータ版)。
視聴者のコメントを画面に表示できますか?
いいえ。YouTubeやTwitchなどのコメントはスタジオに届かず、配信にも表示されません。スタジオのチャットは自分とゲストの間だけで使えます。視聴者のチャットは、各プラットフォームで確認してください。
TikTokなど、スマホ中心のプラットフォームに縦型で配信できますか?
はい。配信を開始する前に「出力」を9:16に切り替えると、スタジオは1080 × 1920で送信します。縦型レイアウト3種類は、そのために作られています。16:9の配信で縦型レイアウトを使うと左右に黒帯が入るため、スタジオが警告を表示します。
プロンプターはありますか?
はい、ベータ版で使えます。台本を一度書けば、ホストだけに見えるプロンプターで読めます。プロンプターが配信に映ることはありません。対象のプランは料金ページで確認できます。
同じ配信でスタジオとOBSを併用できますか?
同時には使えません。ひとつの配信は、エンコーダかスタジオのどちらか一方から送信します。配信していない間なら、切り替えられます。人が主役の配信にはスタジオ、キャプチャボードや複雑なシーンが必要なときは、OBSで同時配信する方法を見ながらOBSを使います。
スタジオは無料プランでも使えますか?
はい。無料プランでは、スタジオが映像に小さなStreamRoveの透かしを入れます。録画は有料プランで使えます。参加できるゲストの数と、1回の配信の最長時間もプランで決まります。具体的な数字は料金ページに載っています。
スタジオは背景ノイズを除去しますか?
ブラウザ自身のノイズ抑制を使います。ブラウザが対応していれば声の分離も使い、設定したレベルを下回る間はマイクの音を抑えるノイズゲートも働きます。どれもAIではありません。それでも、しっかりしたマイクを口元に近づけて使うほうが、どんなフィルタよりも効果があります。