ライブ収録から、あらゆる場所への公開まで
ゲストはリンクから参加
招待リンクを1つ送るだけです。ゲストは参加画面でカメラとマイクを選び、名前を入力すれば入室できます。アカウントもインストールも不要です。同じ画面に映れるのは最大4人です。
配信と録画を同時に
「配信を開始」を押す前に録画ボタンで「録画待機中」にしておくと、配信を終えたときにエピソードがMP4ファイルとして「ストレージ」に保存されます(有料プラン)。先に編集したいときは、配信せずに録画もできます。
声がクリアなまま届く
ノイズ抑制は最初からオンで、ノイズゲートを使えば話の合間にマイクを閉じられます。個別録画(ISO)はベータ版の機能で、編集用に1人1ファイルで残せます。
すべてのプラットフォームへ同時に
YouTube、Twitch、Kickは、ワンクリックで連携できます。Facebook、LinkedIn、X、RTMPアドレスのあるサービスなら、プラットフォームからコピーしたサーバーURLとストリームキーを貼り付ければ追加できます。
エピソードからクリップを作る
「クリップ」で録画を選び、「ここから」と「ここまで」で範囲を決めると、縦型動画(9:16)として書き出せます。映像全体が、ぼかした同じ映像の上に収まります。
すべてのエピソードをストレージに
録画はプランの保存期間のあいだ残り、削除の3日前にお知らせが届きます。エピソードは1本ずつでも、まとめてでもダウンロードできます。
リモートゲストと動画ポッドキャストを収録する手順
ブラウザで使えるスタジオで、毎週のインタビュー番組を作るときの流れです。いちばん時間がかかるのは初回で、2回目からはいつもの数回の操作で済みます。
- 1
まずマイクをテストする
収録に使うパソコンでマイクテストを開き、本番と同じように話してみます。メーターが上半分まで振れるのが目安です。音割れの警告が出たらマイクのゲインを下げ、小さすぎる音の警告が出たらマイクに近づきます。ゲストにも、前日までに同じリンクを送っておきます。
- 2
スタジオを開いて、名前を入力する
StreamRoveで配信を作成し、その配信のスタジオを開きます。ChromeかEdgeがおすすめです。参加画面でカメラとマイクを選び、「名前」と「タイトル」を入力すると、自分の名前テロップになります。「配信を開始」を押すまで、何も配信されません。
- 3
音声を設定する
「設定」→「音声」を開き、「ノイズ抑制」はオンのままにします。ファンの音や外の騒音が入るときは、「ノイズゲート」をオンにします。最初は−45 dBを超えると開く設定です。部屋の物音でゲートが何度も開くときは数値を上げ、小さな声の語尾が切れるときは下げます。パソコンの動作が重くない限り、「カメラの画質」は1080pのままにします。
- 4
ゲストを招待する
「ゲストを招待」を押して、同じリンクを全員に送ります。ゲストは参加画面でカメラとマイクを確認し、映像の下に表示される名前を入力します。全員にヘッドホンをお願いしてください。リンクが漏れたときは、「リンクを再発行」を押すと古いリンクが使えなくなります。すでに入室しているゲストはそのまま残ります。
- 5
見た目は最初に一度だけ作る
ゲストが1人なら「横並び」、ホスト1人とゲスト2人なら「ニュース」、最大4人なら「ギャラリー」を選びます。配信開始時に流れる3〜60秒のオープニングカード、エピソード名を入れたバナー、各ゲストの名前の下に出す役割も追加します。シーンは配信と一緒に保存されるので、来週もそのまま使えます。
- 6
録画を待機状態にする
録画ボタンを押して、表示を「録画待機中」にします(有料プラン)。この配信ではオフにするまで待機中のままなので、毎週のエピソードがすべて残ります。プランに含まれている場合は、「個別録画」(ベータ版)も追加します。MP4は1人につき1本、最大4人分で、それぞれ録画時間に含まれます。
- 7
非公開でリハーサルする
すべての配信先をオフにして、「非公開テストを開始」を押します。最大5分間、配信はStreamRoveだけに届き、約10〜20秒遅れてステージ上で再生されます。録画待機中にしておくと、テストも録画されます。
- 8
動画ポッドキャストの録画設定
スタジオで収録したエピソードの設定と、代わりにOBSで収録する場合に入力する値を並べました。OBSの値は、StreamRoveがおすすめする設定です。
| 項目 | ブラウザスタジオ | OBSやほかのエンコーダ |
|---|---|---|
| 映像 | 30 fpsの1920 × 1080(「出力」が9:16のときは1080 × 1920) | 30 fpsの1920 × 1080 |
| 映像ビットレート | 自動設定(最大6,000 kbps) | 4,500 kbps(ここで取り上げるどのプラットフォームでも使える値) |
| 音声 | 128 kbpsのAAC、44.1 kHz | 128 kbpsのAAC、48 kHz |
| キーフレーム間隔 | 2秒(自動設定) | 2秒(OBSで「0」にすると8秒になります) |
| マイクのノイズ処理 | ノイズ抑制はオン。ノイズゲートはオンにするまでオフで、オンにすると−45 dBを超えたときに開く | OBSで追加するフィルタ |
| 1人1ファイル | 個別録画(ベータ版):1人につきMP4を1本、最大4人、1080p30 | StreamRoveでは作成しません。声を1人ずつ編集するなら、各マイクをローカルで録音します |
| 録画の開始 | 「配信を開始」の前に録画待機中にするか、配信せずに録画 | 配信ページの「録画を保存」を、配信中のどの時点でも押せます。配信全体が保存されます |
| 保存先 | 「ストレージ」→「録画」にMP4で保存 | 「ストレージ」→「録画」にMP4で保存 |
録画には有料プランが必要です。音の良し悪しは、ここに並べたどの数値よりも、マイクと部屋で決まります。ゲストが入室する前に、マイクテストで音量を確認しておきましょう。
ポッドキャスターが、数回のライブ配信で学ぶこと
エコーの大半は、ヘッドホンで解決する
リモート収録で最も多い音の問題はエコーで、原因が自分のマイクにあることはめったにありません。ゲストがノートパソコンのスピーカーで聞いていると、こちらの声がそのゲストのマイクに入り込み、少し遅れて全員に戻ってきます。ゲスト全員にヘッドホンをお願いしましょう。安いイヤホンでかまいません。入室後に数秒ほど声を聞いて、エコーがないか確かめてから、エピソードを始めます。
収録中に、クリップにしたい場面をメモする
録画が始まると、ステージの上に「録画中」の経過時間が表示されます。共有したくなる発言があったら、その時刻をメモします。収録のあとは、クリップでエピソードを開き、プレーヤーをその位置まで動かします。回答の始まりで「ここから」、終わりで「ここまで」を押し、「選択範囲を再生」で確認します。収録中に何度かメモしておけば、エピソード全体から探す手間が省けます。
同じファイルから、音声版のエピソードを作る
ポッドキャストアプリに必要なのは、音声ファイルです。「ストレージ」からMP4をダウンロードして、音声抽出ツールで開きます。ブラウザの中で動くので、ファイルがパソコンの外に出ることはありません。形式はMP3で、128 kbpsか192 kbpsを選びます。スタジオが送る音声は128 kbpsなので、320 kbpsのMP3にしても、ファイルが大きくなるだけです。できあがったファイルは、いつもどおりポッドキャスト配信サービスにアップロードします。
編集するエピソードは、個別録画で残す
ふつうの会話なら、ミックスした録画だけで足ります。編集者が手を入れるエピソードでは、「個別録画」(ベータ版)をオンにします。1人ずつのカメラとマイクが別々のMP4で届くので、声が小さかったゲストの音量だけを、ほかの人に影響なく上げられます。すべてのトラックが録画時間に含まれるため、いつもの回はオフのままにしておきます。
エピソードを作る4つの方法
ゲストがどこにいるか、公開前にどこまで編集したいかで選びます。
| 方法 | 向いている場面 | できあがるもの | 注意点 |
|---|---|---|---|
| スタジオでライブ配信 | ゲストが離れた場所にいて、リスナーが配信中にコメントを楽しむ番組 | ミックスしたエピソードが「ストレージ」に入る。「個別録画」(ベータ版)なら1人1ファイルも | 話した内容がその場で公開され、公開前にカットできない |
| スタジオで録画のみ(視聴者なし) | 誰かが聞く前に編集したい | 同じ録画。すべての配信先をオフにして作る | 配信するかどうかにかかわらず、録画には有料プランが必要 |
| 同じ部屋からOBSで配信 | ホストが同じ部屋に集まり、ミキサーと本格的なカメラを使う | 完成した1本の映像がすべてのプラットフォームに届き、「録画を保存」で残せる | StreamRoveが保存するのは完成したミックスで、声ごとのファイルではない |
| 編集済みエピソードをライブで初公開 | エピソードは完成していて、ライブ感のある場を作りたい | アップロード配信で予約したライブ配信。YouTube・Twitch・Kickのチャットを1列にまとめて表示(ベータ版) | ファイルは1本あたり最大2 GB。リアルタイムで再生される |
どんな番組にも
インタビュー番組
どこにいるゲストも迎えられます。
動画ポッドキャスト
映像つきでライブ配信できます。
座談会・パネル番組
複数の声を、ひとつの配信にまとめられます。
ひとりで作るクリエイター
収録も配信もクリップ作成も、ひとりでできます。
よくある質問
リモートのゲストは、何もインストールしなくても参加できますか?
はい。ゲストは招待リンクをブラウザで開き、参加画面でカメラとマイクを選び、名前を入力すれば入室できます。アプリもアカウントも不要です。リンクが誰でも見られる場所に出てしまったときは、「リンクを再発行」を押してください。古いリンクは使えなくなり、すでに入室しているゲストはそのまま残ります。
1回のエピソードに、何人まで出演できますか?
ホストを含めて、画面に同時に映せるのは最大4人です。レイアウトは「横並び」、「ニュース」(ホスト1人とゲスト2人)、「ギャラリー」などから選びます。スタジオに参加できるゲストの数はプランで決まります。人数は料金ページで確認できます。
録画とライブ配信を同時にできますか?
はい。有料プランなら、録画しながら配信できます。「配信を開始」を押す前に、録画ボタンで「録画待機中」にしておきます。レイアウトや名前テロップを含めたエピソード全体が、終了の数分後にMP4ファイルとして「ストレージ」に保存されます。録画待機中の状態はその配信に残るので、来週の回もそのまま録画できます。
ライブ配信をしないで、録画だけできますか?
はい。録画ボタンで「録画待機中」にして、配信先をひとつもオンにしないまま「配信を開始」を押します。誰にも配信が届かないことをスタジオが警告しますが、そのまま続けて録画できます。エピソードやクリップの公開は、準備ができてからで大丈夫です。
出演者ごとに別々のファイルで録画できますか?
プランに含まれている場合は、「個別録画」(ベータ版)をオンにします。最大4人まで、それぞれのカメラとマイクが1080p30のMP4として別々に保存され、ミックスしたエピソードも残ります。すべてのトラックが録画時間に含まれます。
音声だけのエピソードをポッドキャストアプリ用に作るには?
「ストレージ」からエピソードのMP4をダウンロードし、無料の音声抽出ツールで開きます。MP3、WAV、OGG、M4Aのファイルが、アップロードなしでブラウザ内で作れます。できあがったファイルは、ポッドキャスト配信サービスにアップロードしてください。StreamRoveはポッドキャストのフィードを公開しません。
エピソードから短いクリップを作れますか?
はい。「クリップ」で新しいプロジェクトを作成し、「ストレージ」から録画を選びます。「ここから」と「ここまで」で場面を指定し、「選択範囲を再生」で確認して、「クリップを作成」を押します。縦型(9:16)では、映像全体がぼかした同じ映像の上に収まり、切り取られる部分はありません。月ごとに作れるクリップの数は、プランで決まります。
ゲストが再接続しても、名前テロップはそのまま表示されますか?
はい。名前テロップは名前で本人と結びつくので、接続が切れたゲストが同じ名前で入り直すと、役割の行も含めて元の名前テロップが戻ります。
公開するポッドキャストとして、音質は十分ですか?
はい。品質のよいUSBマイクなら十分です。スタジオが送る音声は128 kbpsのAACで、会話には余裕があります。音質を左右するのは、部屋の環境とマイクまでの距離のほうです。マイクテストで、どちらも聞いて確かめられます。しっかり編集する番組は、「個別録画」(ベータ版)で収録し、1人ずつのファイルで作業します。
StreamRoveで文字起こしやチャプターは作れますか?
いいえ。文字起こし、チャプター、ショーノートは作成されません。ライブ字幕(ベータ版)は、ChromeまたはEdgeでホストのマイクの音声から作り、配信映像に焼き込めます。ただしゲストの発言には字幕が付かず、字幕ファイルも作られません。